kagitani

男は5年前から闇バイトに手を染めていた。 最初は闇バイトに抵抗があったが、慣れと報酬の良さに、次第に罪悪感もなくなっていく。 今では自分から積極的に仕事を要求し、過激な案件にも参加するようになった。

僕には好きな女の子がいる。 　 6年間、ずっと片思いをしているのだ。 彼女と付き合えるなら、寿命が１０分の１になってもいい。 そのくらい、好きだった。

今は一人に一台のアンドロイドが当たり前の時代なんだけどさ。 一昔前に、自分ソックリのアンドロイドを作ってくれるってサービスがあったんだよね。 そのときは、なんか面白そうとか、面倒なことは自分の代わりに行ってもらうために、結構利用者が多かったんだって。

夏の気温が年々、上がってきている気がする。 夜でさえも、暑苦しくて寝れないくらいの日が続いている。 本当はエアコンを付けて寝たいところだが、頭の痛いことに電気代も上がっている。

〈意味が分かると怖い話一覧へ〉 〈前の話へ：ホワイトデー〉　　〈次の話へ：ホワイトデー〉 ■本編 最近、残業続きで帰るのが遅い。　いつも終電ギリギリなのは当たり前で、深夜の３時にタクシーで帰ることもある。家に着くときはもうヘトヘトで、晩御飯...

最近、落し物が多い。 ちゃんと気を付けてるつもりなのに、いつの間にか物が無くなってる。 なんでだろう？

最近、山の中で複数人分の死体が見つかったらしい。 警察は連続殺人の線で捜査をしているみたいだ。 被害者には共通点は見つからず、通り魔的な犯行だと発表されている。

少年の変死体が見つかった。 少年の自室で倒れているのを母親が見つけた。 腕には無数の自殺未遂の痕である切り傷や天井から首を吊るためのロープが残っていた。

ある国が、ワープ装置を開発した。 それは一度、送る物体を分解し、その情報を離れた場所に送り、再構築するという方法である。 その理論は完璧で、様々な物のワープが成功した。

コンビニからの帰り道に、俺、見たんですよ。 幽霊。 俺もね、幽霊なんて信じてなかったんですよ。 でも、やっぱり、実物を見たら信じざるを得ないって言うんですかね。