■本編
その墓地には子供の幽霊が出るという噂があった。
何人も、子供の幽霊を見たという目撃者も、「遊ぼう」という子供の声を聞いた人もいるのだという。
その子供は友達がいなく、一人で遊んでいたところを事故に遭って死んでしまったのだという。
なので、その子供は寂しくて成仏できないのではと言われている。
そんなあるとき、一人の男の子が、「その子と友達になって成仏させてやる」と言って、夜に墓場へ行った。
その次の日から、子供の幽霊を見たという人はいなくなった。
そして、子供のお墓が1つ増えた。
終わり。
■解説
男の子は友達として、子供の幽霊に連れて行かれてしまった。