闇バイト

意味が分かると怖い話

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■本編

男は5年前から闇バイトに手を染めていた。
 
最初は闇バイトに抵抗があったが、慣れと報酬の良さに、次第に罪悪感もなくなっていく。
 
今では自分から積極的に仕事を要求し、過激な案件にも参加するようになった。
 
そんなある日。
男はある家に空き巣に入るように指示される。
 
下調べはついていて、その日のその時間は絶対に家主がいないと聞いていた。
その家はセキュリティーも甘く、一人で犯行に及ぶことは可能ということもあり、男は単独でその家に侵入した。
 
だが、家に侵入すると中には包丁を持った男がいた。
逃げようとする男は背後から刺され、絶命してしまう。
 
次の日。
ニュースで連続強盗犯が家に侵入し、正当防衛で殺されたと報じられた。
男はこれまでの強盗も単独で行っていたと発表された。
 
終わり。

■解説

男が最後に侵入した家は闇バイトの組織の家で、これまでの犯行の罪を擦り付けられるために空き巣に入るように命じられた。

 

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