漂流

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■本編

男はクルージングをしていたところ、嵐に巻き込まれ遭難してしまう。
 
船は壊れてしまったが、幸運なことに孤島へと漂流することができた。
 
船が動かないため、男は島で救助を待つしかなかった。
 
2ヶ月後。
男は無事に保護される。
 
その後、取材陣から食料はどうしていたのかを聞かれた。
 
「幸いなことに島にはフルーツがたくさんありました。島の動物を食べてしのいでいました」
 
男はそう答えた。
 
だが、その後の調査で、当時、人間以外の動物はいなかったということがわかった。
 
終わり。

■解説

人間以外の動物はいなかったと言っている。
つまり、男が食べていたのは島にいた人間である。

 

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