肩たたき券

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本編

息子が5歳のころ、私へのプレゼントとして肩たたき券をもらった。
そのときはなんだか嬉しくて、使うのが勿体なくて、机の奥にしまっていた。
 
あれから10年以上経った今、息子のほうが、肩が凝ったと言ったのを聞いて、肩たたき券のことを思い出した。
机の奥を探したら、まだ残っていた。
 
息子に「この券、まだ有効?」って聞いたら、有効だって言われた。
 
じゃあ、使おうと思って券を息子に渡した。
 
息子はニヤリと笑って、私は券を使って後悔した。
 
終わり。

■解説

息子がたたく方とは書いていなかった。
つまり、息子の方がたたいてもらう方だったので、語り部は後悔したのである。

 

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