本編
俺たちの部隊は激戦区の最前線に投入された。
毎日、新しい兵士が投入され、同じくらいの人数の兵士が戦場に散っていく。
そんな中、新しくやってきた司令官から出された命令は特攻だった。
全員が爆弾を持って、敵の基地に突っ込むという作戦だ。
明日、その作戦が実行される。
だが、奇跡が起きた。
敵の兵士が爆弾を持って、俺たちの基地に突っ込んできたのだ。
俺たちは司令官に呼ばれて、全員が作戦室にいた。
そんな中、敵が入ってきて、司令官を吹き飛ばしたのだ。
なんと、死傷者は司令官のみだった。
司令官を失った俺たちは戦線から離脱した。
終わり。
■解説
部屋の中で爆弾が爆発したのに司令官以外はけが人さえも出ていないのはおかしい。
つまり、司令官は敵ではなく、味方によって殺され、口裏を合わされた可能性が高い。