本編
ある記者は大物政治家に関して、国がひっくり返るほどの重要なネタを掴んだ。
だが、裏が取れていなかった。
そこで記者は探偵を雇い、調査してもらうことにした。
絶対に外に漏れないように、その探偵のみ、調査に当たってほしいと依頼する。
探偵は了承し、調査を開始した。
記者は祈る思いで調査結果を待つ。
そして1ヶ月後。
記者は探偵に呼び出される。
「私は先生の助手をしている者です」
「それで調査の結果は?」
「残念ながら、事実無根のネタでした」
「そうですか」
記者は調査報告を聞いて、落胆した。
終わり。
■解説
探偵一人に依頼したのに、助手が報告に来ているのはおかしい。
つまり、探偵は調べていることが見つかり、消されてしまった。
依頼者である記者も消される可能性が高い。