本編
蟻は小さい。
人間は蟻なんて気にして生きてはいられない。
ただ歩いているだけでも踏み潰してしまう。
蟻を気にしながらずっと歩く人間なんていないだろう。
だからそれは仕方ない。
蟻の方が踏みつぶされないようにするしかない。
だけど、それは無理だ。
人間と同じように、人間を気にしながらずっと歩く蟻なんていないだろう。
なんてことを考えていたら、いきなり目の前が真っ暗になった。
終わり。
■解説
語り部は蟻の方である。
蟻は小さい。
人間は蟻なんて気にして生きてはいられない。
ただ歩いているだけでも踏み潰してしまう。
蟻を気にしながらずっと歩く人間なんていないだろう。
だからそれは仕方ない。
蟻の方が踏みつぶされないようにするしかない。
だけど、それは無理だ。
人間と同じように、人間を気にしながらずっと歩く蟻なんていないだろう。
なんてことを考えていたら、いきなり目の前が真っ暗になった。
終わり。
語り部は蟻の方である。