本編
夏休みの朝の5時頃。
寝ていたら、友達から電話がきた。
なんでも車のタイヤがパンクしたから、スペアタイヤを持ってきてほしいとのことだ。
場所は峠らしい。
仕方なくタイヤを持って、友達が言っていた場所へ向かった。
すると数台のパトカーが停まっていた。
なんでも深夜に事故があり、車が崖下に転落してしまったのだという。
周りを見ても、友達の車がない。
もしかしてと思っていると、事故を起こしたのは友達の車だった。
原因はタイヤがパンクしたことでハンドル操作を誤ったかららしい。
もう少し早くついていれば、友達は死ななかったかもしれない。
終わり。
■解説
友達から電話がかかってきたのは朝の5時である。
しかし、事故を起こしたのは深夜だと蛍雪は言っている。
また、タイヤがパンクしたと電話しているのに、そのまま車を走らせるのはおかしい。
あの電話は一体、なんだったのだろうか。