第六感

意味が分かると怖い話

〈意味が分かると怖い話一覧へ〉

〈前の話へ:閻魔大王〉  〈次の話へ:配信動画〉

本編

私は昔から第六感が働く。
今まで外したことがないほどだ。
 
だから、私は自分の第六感に絶対の自信がある。
第六感が働いたときは、それに従うことにしている。
 
あるとき、私の親友が変死した。
 
 
彼女がいたところは密室で、警察は自殺だと考えている。
 
でも、私の第六感が言っている。
これはTの犯行だと。
 
なので私は独自に調査を始めた。
 
そしたら、Tは彼女が死ぬ1週間も前に自分で命を絶っていた。
 
おかしいな。
絶対にTだと思ったのに。
 
私の第六感が初めて外れてしまった。
 
終わり。

■解説

語り部の親友は、Tの幽霊によって呪い殺された。