■本編
男は敬虔なクリスチャンだった。
両親がクリスチャンだったこともあり、男は幼少時から清く正しく生きてきた。
その熱心さは神に全てを捧げたと言っていいほどだ。
毎週のミサはもちろん、教会の意向にはどんなことにも従った。
そのこともあってか、男は幸せな人生を送ることができる。
だが、死んだ後、男は地獄に落ちた。
終わり。
■解説
男は神に全てを捧げたと言っているが、一つだけ気になる点がある。
それは教会の意向にはどんなことにも従ったという点だ。
教会の意向は神に逆らう行為になっていた可能性が高い。