本編
ある山奥に古い吊り橋があった。
その吊り橋はあまり人に知られていなかったが、近くに住む人たちにとっては亡くてはならない橋だった。
そこに吊り橋が作られるようになってから200年以上が経っている。
あるとき、学生たちがある噂を聞いて吊り橋にやってきた。
その噂は、この吊り橋が出来てから、一回も壊れていないというものである。
近くの人に聞いてみると、その噂は本当のようだった。
その吊り橋は本当に古く、歩くとギシギシと軋む音が出るし、風が吹くだけで大きく揺れる。
こんな橋が今まで壊れていないことに、学生は調子に乗り始める。
吊り橋の上でジャンプしたり、わざと大きく揺らしたりした。
近くの人はそんな学生に感謝する。
そして、今も噂は変わらず続いている。
その噂は本当で、この吊り橋は作られてから一度も壊れていない。
終わり。
■解説
学生たちが吊り橋で遊んだせいで、吊り橋は壊れてしまった。
そのため、新しく吊り橋が作られた。
古い吊り橋が新しくなったので、近くの人は学生に感謝したのである。
そして、新しい吊り橋は、作られてから一度も壊れていないので、噂は嘘ではない。