本編
どうやら俺は寝言が酷いらしい。
寝言なんて、本人はわからないものだ。
だから、どのくらい酷いのか確かめるため、録音することにした。
次の日に恐る恐る録音を聞いてみる。
すると会話する声が聞こえた。
そのおばあちゃんの声で、俺は昨日の夢のことを思い出す。
確かに、昨日はおばあちゃんの夢を見た。
夢の中でも久しぶりにおばあちゃんに会えて、凄く嬉しかった。
会話の内容もはっきりと思い出せる。
あんな夢ならもう一度見たいものだ。
でも、あんなにはっきりと寝言を言ってるなんてショックだった。
これじゃ、人前じゃ寝られないな。
終わり。
■解説
おばあちゃんと会ったのは夢の話である。
しかし、録音には「おばあちゃんの声」が入っている。

