サイトアイコン 意味が分かると怖い話【解説付き】

落とした財布

〈意味が分かると怖い話一覧へ〉

〈前の話へ:非常ベルの点検〉     〈次の話へ:寝言〉

本編

休日に、家で寝てたら電話がかかってきた。
出てみたら、「〇〇さんですよね?」と言われたので、思わず「そうだ」と言ってしまった。

心の中でしまったと思ったけど、「財布を拾った」ということだった。

返したいから、近くの喫茶店に来て欲しいと言われた。

ただ、俺は財布を落とした記憶はないし、財布は机の上に置いてある。

でも、財布の中には3万入っていると言ってたし、女の人からの電話だったから受け取ることにした。

俺は言われた通りの場所に行くと、結構、綺麗な人が待っていた。
正直、あまりにも美人だったので、何かの勧誘かと疑ったくらいだ。

けど、実際は違った。

彼女はすぐに財布を渡してくれ、10分くらい話して、解散になった。

連絡交換できないか頑張ってみたけど、さすがに無理だった。

渡された財布の中を見てみると、500円しか入ってない。

なんだよ。
わざわざ出てきて、500円しか儲けてないじゃん。

しかも、喫茶店でコーヒー飲んだから700円かかったし。

でも、まあ、美人と話せたから、いいか。

終わり。

■解説

渡された財布は語り部の物ではない。
では、なぜ、女は語り部の『名前と電話番号』を知っていたのだろうか?

モバイルバージョンを終了