本編
最近、登山にハマっている。
今までは低い山ばかりを登って来たけど、そろそろ慣れてきたから、ちょっと高い山に挑戦してみようと思う。
俺以外、登っている人間はいないんじゃないだろうかってくらい人とすれ違ない。
そんなとき、道が2つに分かれているような場所に差し掛かる。
どっちが正解なのか、自信がない。
だから、赤いリボンを目印に、木に巻き付けておく。
さらに進んでいくと、崖に出た。
来た道は間違えだったようだ。
なので戻ることにする。
さっき木に巻き付けた青いリボンのところに戻ってくる。
それで違う方向行けばいいはずだ。
終わり。
■解説
語り部が目印に木に巻き付けたのは赤いリボンである。
しかし、戻ってきたとき、青いリボンと言っている。
つまり、違う目印であり、遭難する可能性がある。