サイトアイコン 鍵谷端哉の怖い話

【60分でできる百物語】誰かの忘れ物

Tはいつも昼休みに、一人で公園のベンチで弁当を食べていた。

ある日、ベンチに見慣れないカバンが置いてあるのを見つける。
周りには誰もいない。忘れ物だと思い、届けようとカバンを手に取った。
カバンは開いていて、中に10本の人間の手の指が入っているのが見えた。

Tはすぐに警察に届けた。
だが、警察は困惑した。

調べた結果、その指の指紋がすべて、Tの指紋と一致したからだ。

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