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■はじめに
漫画編の意味の分かる怖い話は、「実際とは違う行動」をすることで、怖い結果になるというコンセプトで作成しています。
※漫画を読んでいない場合、意味が分からない可能性があります。
また、一部、ネタバレ等がありますので、ご注意ください。
■脱出
アラバスタで、七武海の一人クロコダイルが率いるバロックワークスとの死闘を繰り広げたルフィたち麦わらの一味。
宮殿で傷を癒している間に、島が海軍に囲まれてしまう。
ゴーイングメリー号で何とか突破を目指すルフィたちだったが、海軍の船は多く、多勢に無勢。
そんな絶対的な危機に現れたのが、敵であったミスター2ことボン・クレーたちだった。
ボン・クレーはマネマネの実の能力でルフィに化け、囮になることで麦わらの一味を逃がすことに成功する。
だが、その代償は大きく、今度はボン・クレーたちが海軍に囲まれることになった。
友を助けたことで満足したボン・クレーは海軍相手に派手に散ろうと、戦いを仕掛ける。
だが、そんなとき、部下の一人がアラバスタの王であるコブラに化けて、その場を逃げ切ろうと提案する。
ボン・クレーはそんなみっともないことができるかと怒るが、このまま戦えば、自分を慕ってついてきた部下たちも犠牲になることになる。
そう考えたボン・クレーは泣く泣く、その提案を飲み、コブラに化けた。
その甲斐あり、ボン・クレーたちは見事、海軍の包囲網を突破することに成功する。
そうして、ボン・クレーは自分の能力がマネマネの実でなければ、ここまでうまくいかなかったと思い、マネマネの実を食べてよかったと胸を撫で下ろすのだった。
終わり。
■解説
ここでボン・クレーが海軍に捕まらなければ、この後、インペルダウンでルフィを助ける者がいなくなる。
そうなるとルフィは、インペルダウンの署長であるドクドクの能力者であるマゼランの毒によって死んでしまう可能性が高い。
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