本編
最近、仕事が長引くことが多くなり、猫用の最新モデルの自動給餌器を買った。
2時間に1回、自動的に給餌をするように設定している。
最初はちょっと勿体ないことをしたかなと思ったけど、今では便利過ぎて重宝している。
もっと早く買うべきだったな。
そんなある休日の昼のことだった。
自動給餌器が動き、ザラザラと音を立てて、いつも通りの量の餌が落ちる。
俺は慌てて自動給餌器の電源を切った。
なぜなら、昨日から猫は病院に預けているからだ。
終わり。
■解説
語り部は自動給餌器は2時間おきに給餌する設定にしている。
そして、語り部が自動給餌器の電源を切る前には、ザラザラと音を立てて給餌されている。
餌受けが満杯の場合、自動給餌器は動かないはずである。
ということは餌は減っているということになる。
一体、誰が猫の餌を食べたのだろうか。

