本編
最近インターホンが壊れ気味で、夜中に勝手に「ピンポーン」と鳴る。
最初は不審者かと思って、恐る恐るドアのスコープを覗いてみたけど誰もいなかった。
そのときは寝ぼけたのかと思うことにした。
けど、何日も続くと寝ぼけや気のせいじゃないことがはっきりする。
そうなると悪戯の可能性が高いので、入り口のところにカメラを設置して録画することにした。
でも誰も映ってない。
何もないのに勝手にインターホンが鳴るようだ。
となればただの故障ということになる。
なのでインターホンが鳴っても無視することにした。
どうせ、誰かが家に来るなんて滅多にないし。
だからインターホンが鳴っても無視してた。
そしたら、寝てるところを友達に起こされた。
あれにはスゲービックリしたよ。
だからつい、カッとなって「チャイム鳴らせよ!」と怒った。
そしたら「鳴らしたぞ」と言われてしまった。
そっか。
無視するようにしたから気付かなかったのかも。
面倒くさいけど、やっぱりインターホン直すか。
終わり。
■解説
インターホンを押したのは友達かもしれないが、友達が「家の中に入って来ている」のはおかしい。
しかも、インターホンが勝手になるのは「夜中」である。
語り部も寝ていたということから真夜中という可能性が高い。
その友達は本当に友達だったのだろうか?

