本編
Kは便利な特技を持っていた。
それは飲みこんだものを簡単に吐き出せるというものだ。
Kはその特技を利用して、様々なものを盗んでは飲みこんでいた。
そして、Kへの疑いが晴れれば、吐き出していたのだ。
あるとき、Kは友人の家に行った際に、高価な指輪を見つける。
Kはそれを飲み込んだ。
指輪がなくなったことで、友人はKを疑う。
友人は数日、Kの持ち物や家の中を捜索し、さらにKを監視していた。
だが、指輪は出てこなかったので、友人はKへの疑いを止めた。
それを知り、Kは指輪を吐き出そうとする。
しかし、何度やってもKは指輪を吐き出せなかった。
終わり。
■解説
指輪は大便と一緒に出てしまっていた。