本編
昨日は夜更かししたせいで、とても眠い。
帰りに電車の中で寝れればいいんだけど、座れなかったり、寝過ごしたりしたら最悪だ。
だから、少しだけ教室で寝ていくことにした。
どのくらい寝ただろうか。
俺は体を揺すられて、目を覚ます。
すると知らない女が俺を見ていた。
女は「好きです。付き合ってください」と言ってきた。
見知らぬ人から急に好きだと言われても怖いだけだ。
だから俺は断った。
すると女は鬼のような形相で首を絞めてくる。
そして目の前が真っ暗になった。
俺は思わず、叫んだ。
同時に、ベッドの上で飛び起きた。
なんだ。
夢だったのか。
本当に怖かった。
終わり。
■解説
教室で寝ていたのに、ベッドの中にいるのはおかしい。
つまり、語り部は気絶して、どこかの部屋に連れ込まれた。