本編
少女は1週間ほど前から起こる怪奇現象に苦しんでいた。
命の危険を感じた少女はある霊能力者に相談することにする。
霊能力者に怪奇現象のことを話すと、それは呪いだと言われた。
そこで少女は霊能力者から呪い返しを勧められる。
呪いを呪った相手に返すというものだ。
少女はそんなことができるのかと聞くと、霊能力者は10日ほど前にもやったと答えた。
それを聞き、少女は呪い返しをお願いする。
呪い返しは成功し、少女の呪いは呪った相手へと返っていった。
数日後。
少女は怪奇現象により、命を落とした。
終わり。
■解説
少女は最初に誰かを呪っていた。
その呪っていた相手が霊能力者に相談し、呪い返しをした。
つまり、少女を襲っていた怪奇現象は呪い返しによるものだった。
もう一度、呪い返しをしたところで、呪いは続いたというわけである。