本編
少女はあるときから、ずっとイジメられていた。
それは陰湿な虐めで、教師さえも気づかない、もしくは見て見ぬフリをされていた。
登校拒否も考えたが、両親が無理やり少女を学校へと行かせた。
絶望する少女。
だが、そんなある日、少女は千羽鶴を折ると願いが叶うという話を聞いた。
少女は藁にも縋る思いで、イジメから解放されることを祈りながら鶴を折り続けた。
そして、ちょうど千羽を折ったときだった。
千羽鶴から火の手が上がり、少女の家は火事になった。
同時に、少女の願いは叶えられたのだった。
終わり。
■解説
少女は火事に巻き込まれて死んでしまった。
これにより、少女はイジメから解放された。