■本編
天体観測が趣味の男がいた。
毎日のように天体望遠鏡を覗き込んでは、空に浮かぶ星たちを眺めていた。
そんなあるとき、男は新しい星を見つけた。
調べてみても、その位置に星があることは載っていない。
男は意気揚々と、新しく見つけた星を国際天文学連合に報告した。
すると、男が見つけたのは新しい星ではないと返答された。
しかし、そのことは大きくニュースとなり世間を騒がせる。
そして、しばらくすると男の消息は不明となった。
終わり。
■解説
男が見つけてしまったのは星ではなく未確認飛行物体だった。
男はその存在がバレるとマズいと考える組織に消されてしまったのかもしれない。