■本編
ある人見知りの少年がいた。
クラスに馴染むことが出来ず、いつも一人ぼっちで過ごしている。
そんなある日、少年に友達が出来た。
少年はそれが嬉しくて、いつもその友達と一緒に過ごした。
学校ではもちろん、家でも一緒に遊んでいた。
少年にとって、その友達がいれば他に友達なんかいらないと思っていた。
あるとき、クラスメイトの一人がいつも一人の少年が心配になり、声をかけた。
終わり。
■解説
少年の友達は、学校でも一緒にいるはずなので、クラスメイトが少年に対して一人でいることを心配するのはおかしい。
つまり、少年の友達は他のクラスメイトには見えていないということになる。
一体、少年は誰と遊んでいるのだろうか。